【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(691〜700)
OVER & OVERDro Kenji

サウスカロライナ州出身のラッパー、ドロ・ケンジさん。
まだまだ全国的な知名度は獲得していませんが、着実に力をつけてきているラッパーで、将来も期待されています。
そんなドロ・ケンジさんの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『OVER & OVER』。
フロウの作り方がうまく、テンポがゆっくりでありながら耳に残るフレーズもいくつか登場します。
メロディアスなラッパーのなかで、ここまでフロウをつけられる方も珍しいので、ぜひフューチャーさんやドレイクさんのようなポジションを目指して頑張ってほしいところですね。
Point Me 2 (with Cardi B)FendiDa Rappa

今、人気が急上昇している若手フィメールラッパー、フェンディ・ダ・ラッパさん。
彼女が注目されるキッカケとなった1曲が、最近リリースされたこちらの『Point Me 2 (with Cardi B)』です。
フィメールを代表するカーディ・Bさんと共演した作品で、内容は子どもには聴かせられない下品なスラングとフェンディ・ダ・ラッパさんがこれから成り上がっていくことを決意するようなリリックがつづられています。
WOOFredo

ヒップホップは歌い手の考えや発信したいメッセージがダイレクトに伝わるのも大きな魅力ですよね。
というわけで紹介したいのが『WOO』です。
こちらはイギリスのラッパー、フレッドさんのアルバム『Unfinished Business』に収録されている曲。
曲中ではストリートでの生活、友人への弔いの気持ち、怒りなどが歌われています。
複雑な感情を曲の中に閉じ込めているので、聴きごたえ抜群ですよ。
またサンプリングにも要注目です。
GangstaFree Nationals, A$AP Rocky & Anderson .Paak

R&Bバンド、フリー・ナショナルズとラッパーのエイサップ・ロッキーさん、そしてシルク・ソニックとしても活躍しているアンダーソン・パークさんによって生まれた『Gangsta』は、2024年2月23日にリリースされた注目作です。
普段は明るく甘いR&Bを歌っているアンダーソン・パークさんですが、実は相当にサグな過去を持っています。
本作ではそのタイトルが指し示すように、それぞれが持つサグなエピソードが描かれています。
また、フリー・ナショナルズ楽曲制作を担当していることもあり、一般的なヒップホップには見られないオシャレな雰囲気も本作の見どころの一つと言えるでしょう。
OkayFrench Montana, Lil Baby

モロッコ系アメリカ人のラッパー、フレンチ・モンタナさん。
R&Bやヒップホップをベースとしながらも、アフロポップを混ぜたりと、個性にあふれた音楽性で知られています。
そんな彼とグラミーを受賞したラッパー、リル・ベイビーさんによる新曲が、こちらの『Okay』。
本作は典型的なフレックスで、富を得た彼らの自慢が隅々までラインに盛り込まれています。
相変わらず一貫したフレンチ・モンタナさんとリル・ベイビーさんのスタイルは、昔からのヘッズの首を縦に振らせることでしょう。
ぜひチェックしてみてください。
bread & butterGunna

アーティストの現在の立場や気持ちが反映された曲っていいですよね。
ということで紹介するのが『bread & butter』です。
こちらはラッパーのガンナさんが約1年の沈黙の末リリースした曲です。
その中では彼が他のラッパーに伝えたいメッセージ、また現代社会へ一石を投じるような考えが歌われています。
ガンナさんの経歴を知ってから聴くと、より共感できそうです。
またタイトルにある「パンとバター」が何を表しているのかにも注目してみてください。
Stop Giving Me AdviceJack Harlow & Dave

若手のなかでもトップクラスのリリシストとしてプロップスを集めるサウスロンドン出身のラッパー、デイヴさんと白人系の代表格として世界的なプロップスを集めるラッパー、ジャック・ハーロウさんによる新曲『Stop Giving Me Advice』。
ジュース・ワールドさんの『Lucid Dreams』を筆頭に、数々のラッパーのビデオを作り上げる天才クリエイター、コール・ベネットさんによってディレクションされた作品で、圧倒的な映像美とともにリリシストな2人のライムを味わえる至高の1曲です。
本作は若くしてUK、USのスターへと登りつめた2人の実体験をライムに落とし込んだ作品で、人気にあやかろうとする気味の悪いプロデューサー、多大なプレッシャーによる重圧など、人気者ならではの苦悩が描かれています。
一般のヘッズにとっては、決して共感できるような内容ではありませんが、トラックのクオリティ、オリジナル、ディティール、なによりライムの美しさがとてつもないので、1つの作品として非常に楽しめるでしょう。