【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(841〜860)
Hello B*tchTyga

ベテランラッパー、ティガさんが放つクラブバンガー。
Lil Jonさんの楽曲をサンプリングし、BIAさんの影響も受けた本作は、ティガさんお得意のビート感あふれる仕上がりです。
女性への影響力や贅沢な暮らしぶりを歌う歌詞は、クラブやパーティーでの盛り上がりを意識しているのが伝わってきます。
2024年6月にリリースされた本作は、これまでのティガさんのヒット曲を彷彿とさせるスタイルで、ファンを魅了しそうです。
クラブミュージック好きにおすすめの一曲ですね。
NastyTyga, Chris Brown

2010年代後半からヒップホップに影響を受けた楽曲も多くリリースするようになったR&Bシンガー、クリス・ブラウンさん。
2000年代から活躍を続けているミュージシャンのため、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
そんなクリス・ブラウンとラッパーのタイガさんによる新曲が、こちらの『Nasty』。
クリス・ブラウンさんのパートがR&Bなのは当たり前なのですが、この楽曲はタイガさんのパートもR&B調にまとめられています。
Adolescence (ft. Digga D)Unknown T

イギリスの新世代ラッパー、アンノーン・Tさん。
彼が同世代のラッパー、ディガ・Dさんをフィーチャーリングしたことでも話題なのが『Adolescence (ft. Digga D)』です。
こちらは世代交代をテーマにしているともとれる楽曲で、思春期の青年が成長する姿を描いています。
ただし、全体的な雰囲気はGファンクに近い印象です。
2人のラップはもちろんですが、対照的なコーディネートをしているMVも見どころですね。
Hocus Pocus (ft. Loyle Carner)Unknown T

イギリスのラップシーンを代表するアーティスト、アンノウン・ティさんがロイル・カーナーさんとのコラボ曲を2024年1月に発表しました。
本作は、日々の試練を乗り越え、自己信念を持って前に進むことの大切さを伝える、個性豊かなナンバー。
激しいリズムとメロディックなラップが印象的で、UKドリルの特徴を存分に活かしたサウンドが魅力的ですね。
ミュージックビデオも未来的でアート性の高い演出が話題を呼んでいます。
街中を歩きながら聴くのもおすすめですよ。
そのリアルな歌詞とパワフルな音楽は、きっとあなたの心に響くはずです。
Shame On The DevilVince Staples

ヴィンス・ステイプルズさんのラップはコンシャスなテーマを深く掘り下げていく点が特徴です。
『Dark Times』からのリードシングルとなる本作でも、個人的な葛藤や成長、そして救いを求める心情が実に生々しく描かれていますね。
重厚なビートに乗せて紡がれる言葉の数々は、彼の内面と向き合う姿勢を感じさせます。
アルバムはDef Jamから2024年5月24日にリリース予定。
7ヶ月かけてロサンゼルスで制作されたという13曲入りの作品です。
ミュージックビデオも公開されており、ヴィンスさんの表現力の高さが存分に発揮されています。
自分と向き合いたい、そんな気分の時にぜひ聴いてみてください。