「お」から始まるボカロ曲
ここを見に来られたということは、ボカロ曲が好きなんじゃないでしょうか。
2007年の初音ミク登場からもう長い時間がたって、本当にたくさんの名曲が生まれ続けてきました。
そうしているうち「ボカロネイティブ世代」なんて言葉が出来るほど、時代と文化に染み込んだボカロシーン。
さて今回これからご紹介していくのはタイトルが「お」から始まるボカロ曲たち。
ぜひ最後までチェックしてお気に入りの1曲を見つけていってくださいね!
「お」から始まるボカロ曲(131〜140)
オプティミストイマニシ

自分自身に対する諦めを歌う、悲しいピアノロックナンバーです。
ボカロP、イマニシさんのデビュー曲にしてヒットソングで、2021年に公開。
「センスの塊」と言いたくなるほど中毒性の高い3拍子曲です。
メロディー、そして歌詞は聴いていて、主人公の考えていることがつらつらと、とめどなくあふれ出ているかのような印象を受けます。
「おかしいのはわかっているけど、私はこれしかできない」そういう気分になったことのある方、多いのではないでしょうか。
おとなりさんちのユニバースカルロス袴田

「サイゼP」という名義でも知られるボカロP、カルロス袴田さん。
『おとなりさんちのユニバース』は、彼がバーチャルシンガーの星界をフィーチャーした電波ソング調の曲なんですよ。
この歌は早口パートを主体にしながらも、リズムや音程を少しずらしてよりカオスな雰囲気を作り出しているのがミソ。
カルロス袴田さんはダイナミック自演ズというバンド名義で、ハイテンションな曲をたくさん作っています。
よければそちらもチェックしてみてくださいね!
「お」から始まるボカロ曲(141〜150)
音楽なんてわからないカンザキイオリ

物語性のあるポエティックな楽曲で注目を集めるボカロP、カンザキイオリさん。
代表曲『命に嫌われている』は、歌い手、まふまふさんなど多くのアーティストによって歌唱されました。
そんな彼の曲のなかでもキーが高いことで知られるのは『音楽なんてわからない』です。
2019年にリリースされたアルバム『白紙』に収録されました。
ゆっくりなテンポで展開するストレートなバンドサウンドが胸を打ちます。
切ない思いを高音で歌う初音ミクに胸キュン。
キーは高い曲ですが一定の音域で展開しているので、ハイトーンボイスに初めて挑戦する方にもオススメですよ!
AUTUMN ROCKSケダルイ

かっこいいロックナンバーで秋を楽しんでみませんか?
前衛Pという名義でも知られているケダルイさんによる楽曲です。
2019年に動画公開されました。
好きな人に振り向いてもらうために歌う、主人公の気持ちがつづられた歌詞、これが切なくも前向きで、応援したくなります。
ノリのいいリズム、そしてキラキラとしたギターサウンド……どこをどう切り取ってもおいしく感じますね。
さわやかな秋風が吹き抜けるような、そんな曲です。
おろかものランドシシド

疾走感あふれるメロディと鋭い社会風刺が融合した一曲です。
ボカロPのシシドさんが2024年9月に発表した作品で、音街ウナの8周年記念コンテストで最優秀賞を獲得しました。
軽快なリズムとは裏腹に、現代社会の愚かさを痛烈に批判する歌詞が印象的。
ポップでキャッチーなサウンドと、自己中心的な行動への皮肉たっぷりなメッセージのコントラストが絶妙です。
若い世代の心に強く響くこと間違いなし。
イライラを発散したい時や、社会への不満を感じている時にぴったりの曲ですよ。
おめでとう、ありがとう。ジュンP

2010年に公開された作品です。
鏡音リン、レンの誕生日ソングとして、ジュンPさんが制作しました。
響きが心地よいピアノ伴奏から始まり、その後はキャッチーなメロディーが印象的なハードロックナンバーに。
サビはメタル調。
さまざまな音楽性を見せてくれる曲展開がおもしろいです。
歌詞にはどストレートな、おめでとう、ありがとうの気持ちがつづられています。
リン、レンファンの方はぜひ聴いてみてください。
もっと好きになるかも。
オレンジトーマ

芸術作品のような作家性で知られるボカロP、トーマさん。
『骸骨楽団とリリア』など、物語性の高い楽曲をリスナーに届けています。
そんな彼の曲のなかでも心を震わせるのは2012年に制作された『オレンジ』です。
温かみのあるバンドサウンドが特徴で、人間らしく歌う初音ミクの姿に心が動きます。
J-POPを思わせるオーソドックスなサウンドに仕上がっており、ボカロ初心者の方にもオススメですよ!
恋人や好きだった人と過ごした毎日にさよならを告げるエモいナンバーを聴いてみてください。