【高齢者向け】座ったまま楽しめる簡単なレクリエーション
体を大きく動かすことが難しい高齢者の方でも、椅子に座ったまま楽しめるレクリエーションなら参加しやすいかもしれませんね。
実は、簡単なルールで盛り上がるゲームがたくさんあるんですよ。
身近な材料で楽しむものや、脳トレ要素も含まれたものなど、工夫次第で誰もが笑顔になれるゲームをご紹介します。
手先を使ったり頭を働かせたりすることは、楽しみながら健康づくりにもつながります。
仲間と一緒に取り組むことでコミュニケーションが生まれ、生きがいにもなりますね。
座ったままできる簡単ゲームで楽しい時間をお過ごしください。
座ってできる体操・運動(11〜20)
タオルを使った姿勢改善体操

年齢とともに前傾姿勢、いわゆる猫背が目立ってきますよね。
猫背は背筋や胸筋が年とともに縮むことで起こるそうです。
姿勢が崩れると立っているだけでも疲れてしまうので、姿勢を正す運動がとっても効果的!
この体操はタオルを使った簡単な動作なのに、続けることで姿勢改善が期待できるんです!
両手でタオルをつかんで腕を前後に動かすだけなので、高齢者でも手軽に取り組んでいただけますよ。
ご自宅や高齢者施設のレクリエーションでぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
イスに座っておこなうストレッチ

腰痛の予防や姿勢と血流の改善につながる、腰の周りを中心としたストレッチです。
椅子に座ってゆっくりと腰を動かすことで、軽い負担で腰を中心とした下半身の筋肉もしっかりと動かせますよ。
背筋を伸ばした正しい姿勢から動かしていくことが重要で、腰のどの筋肉が伸びているのかにも意識を向けてもらいましょう。
痛みが出ないように、できる範囲まででじっくりと伸ばしてあげることが大切ですね。
息を止めてしまうと筋肉が固まるので、ゆっくりと息をはきながらおこなうことが筋肉をほぐすことにもつながります。
体操・ヨガ

体操やヨガを、時間をかけてじっくりとおこなって、体をほぐすなどの健康へとつなげてもらうのはいかがでしょうか。
さまざまな種類があるのもポイントで、イスに座った状態など、それぞれの状況に合わせたものをチョイスしましょう。
ひとりでの運動は、つまらなく感じるという人も多いかと思いますので、お友達といっしょに楽しくおこなうのがオススメです。
みんなで呼吸を合わせておこなうことで、一体感を味わいつつ、体の健康につなげていける内容ですね。
座ってできるダンス

レクに参加している高齢者の方の一体感を高める運動といえばダンス。
運動と音楽を取り入れた種目に取り組むことで、高齢者の方同士のコミュニケーションを取るきっかけにもなりますね。
『恋するフォーチュンクッキー』など、誰もが知るJ-POPの名曲に取り組むのもいいでしょう。
軽快なリズムに合わせて、上半身を動かしているだけでも楽しめますよ。
座ったままでも体を動かせるので、運動が得意な方も、そうでない方も一緒にできるダンスです。
雰囲気が明るくなる踊りにぜひ挑戦してみてくださいね。
歌いながら体操

高齢者の方が歩く時の転倒防止には、「つま先が上がっているか」が重要です。
背筋を伸ばして大股で歩くと着地時につま先は自然と上を向いて、かかとから地面に着くそうです。
今回は、皆さんもよく知っているNHK「みんなのうた」でも放送された童謡『手のひらに太陽を』を歌いながらの健幸体操です。
腕、肩、腰、足首からつま先まで全身を使った体操ですが、椅子に座ったままで大丈夫なので、歌にあわせてゆっくりと楽しみながら行えますよ。
肩甲骨ストレッチ

首や腰などの正しい姿勢や、血流の改善などにつながっていく、肩甲骨に特化したストレッチです。
姿勢のチェックや腕を合わせる動きなどで、自分の肩甲骨がどのような状態になっているかを知ってからスタートしましょう。
肩を上下に動かす体操や肘を後ろに引く体操など、さまざまな動きで肩甲骨の周辺を動かしていきます。
それぞれの動きの力の込め方もしっかりと意識して、肩の筋肉がどの方向に伸びているのかを知るのも大切なポイントです。
じっくりと力を込めて解放したときの血流の実感が、体の緊張の解消にもつながりますね。
首と肩の体操

椅子に座って首や肩などの上半身を中心に動かしていく体操です。
肩甲骨からしっかりと肩を動かすことが重要なので、体がスムーズに動くような正しい姿勢もしっかりと意識しましょう。
腕を肩の高さまで上げて胸を張るようにひじを後ろへ動かす運動、曲げたひじを上下に動かす運動などで肩の周辺をしっかりと動かしていく内容ですね。
正しい姿勢を意識しながら肩甲骨の周辺をしっかりとほぐしてあげることが、日常の姿勢の改善や呼吸を整えることにもつながっていきます。