【高齢者向け】座ったまま楽しめる簡単なレクリエーション
体を大きく動かすことが難しい高齢者の方でも、椅子に座ったまま楽しめるレクリエーションなら参加しやすいかもしれませんね。
実は、簡単なルールで盛り上がるゲームがたくさんあるんですよ。
身近な材料で楽しむものや、脳トレ要素も含まれたものなど、工夫次第で誰もが笑顔になれるゲームをご紹介します。
手先を使ったり頭を働かせたりすることは、楽しみながら健康づくりにもつながります。
仲間と一緒に取り組むことでコミュニケーションが生まれ、生きがいにもなりますね。
座ったままできる簡単ゲームで楽しい時間をお過ごしください。
風船・お手玉・ボール遊び(21〜30)
脳トレに!レクリエーションにもオススメ手足の運動

みんなで大きな輪を作って、輪の中でボールを回していくレクリエーションです。
ボールを投げる人は肩や腕の関節が鍛えられますし、キャッチする人は集中力と動体視力が鍛えられますね。
ボールを投げる際に、足の動きを加えるなどのアレンジを入れて難しくすれば、動きを考える脳トレの効果も加わりますね。
音楽を流してそれに合わせてボールを回してもらえれば、動きのリズムもつかみやすそうですね。
肩や腕のやわらかい動き、リズムをつかむことなど、さまざまなコツがあるので、アドバイスをはさみつつ、楽しくボールを回してもらいましょう。
車いすの方も楽しいサッカー・ホッケー

車いすの方も楽しめるサッカー・ホッケーはみんなで一緒に楽しめるレクリエーションですね。
牛乳パックで作ったボールを使って、ひもで作った輪のゴールに足でボールを入れます。
車いすの方も参加できるので、みんなで盛り上がれますよ。
下半身の筋力アップにもなりますし、チームワークも養えます。
作るのも簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。
みんなで協力して、ゴールを目指すのは楽しいですよね。
高齢者の方々の笑顔があふれる瞬間になると思います。
大玉転がし

足腰の不自由な高齢者の方でも安心して楽しめる「大玉転がし」は、座ったままで簡単に取り組めるレクリエーションです。
運動会でリレー形式でおこなわれるイメージが強いですが、座っておこなうルールを採用すれば、誰もが手軽に楽しめます。
円形に設置されたフラフープなどの枠に向けて、大玉を転がし、枠にちょうど収まるようにするのが目標です。
簡単そうに見えて、大玉のコントロールは意外と難しいため、思わず集中して取り組むことになります。
チーム対抗でおこなえば、さらに盛り上がること間違いなし。
チームメイトと協力しながら、大玉をなめらかに転がし、枠に的確に入れる達成感は格別です。
また、誰かが「惜しい!もう少しで入るところだったね!」と声をかけるだけで、場の雰囲気が和み、コミュニケーションのきっかけも生まれます。
老人ホームやデイサービスでのレクリエーションに取り入れてみてください。
心も体も元気になる「大玉転がし」を、ぜひご高齢の方々にも楽しんでいただければと思います。
おわりに
高齢者の方と楽しめる、座ってできるレクリエーションやゲームをご紹介しました。
身近な道具で手軽に始められ、みんなで盛り上がれる内容ばかりです。
笑顔とともに会話も生まれ、心も体も活き活きとするひとときを過ごせることでしょう。
安全に配慮しながら、ぜひ楽しい時間を共有してみてください。