【高齢者向け】座ったまま楽しめる簡単なレクリエーション
体を大きく動かすことが難しい高齢者の方でも、椅子に座ったまま楽しめるレクリエーションなら参加しやすいかもしれませんね。
実は、簡単なルールで盛り上がるゲームがたくさんあるんですよ。
身近な材料で楽しむものや、脳トレ要素も含まれたものなど、工夫次第で誰もが笑顔になれるゲームをご紹介します。
手先を使ったり頭を働かせたりすることは、楽しみながら健康づくりにもつながります。
仲間と一緒に取り組むことでコミュニケーションが生まれ、生きがいにもなりますね。
座ったままできる簡単ゲームで楽しい時間をお過ごしください。
チーム対戦・協力ゲーム(1〜10)
風船わっかリレー

小さな力を加えるだけで大きく動く風船は、横に運ぶだけでも予想外の動きを見せますよね。
そんな運びにくさを利用した風船を順番にわたしていくリレーのようなゲームです。
風船は輪っかになっているものを用意して、それぞれの手には新聞紙やスポンジで作った棒を持ってもらいます。
開始の合図とともに棒を使って次の人へと風船をわたしていき、すべての風船をゴールまで運ぶことを目指してもらう内容ですね。
風船の円を小さく、棒を長くするほど難易度が上がるので慣れてきたタイミングで変えてみても盛り上りますよ。
橋落としゲーム

老若男女問わず楽しめる「橋落としゲーム」は、高齢者の方にもオススメです。
足腰が不自由な方でも、座ったままでおこなえるので安心です。
このゲームの流れは、イスとイスの間にタオルをかけ、その両端に水を入れたペットボトルを重しとして置きます。
その後、参加者がお手玉やボールをタオルに向かって投げ、タオルの橋を崩すのを競います。
この橋落としゲームは思ったより難しく、なかなかお手玉やボールがタオルに命中しないこともあります。
そんな時はチーム戦にして、参加者同士で交代しながら楽しむのもいいでしょう。
勝ち負けだけでなく、チームメンバーと協力してゲームを進めることで、高齢者同士の友情も深まります。
老人ホームやデイサービスなどで、座ったまま手軽に楽しめるこのゲームを試してみてはいかがでしょうか。
運動不足の解消だけでなく、楽しみながらコミュニケーションも取れるので、一石二鳥ですね。
橋落としゲームにチャレンジすることで、高齢者の方々の笑顔が増えること間違いなしですよ!
緑のボール落としたらダメよゲーム

中央に穴が開いたダンボールをうまく動かして、上に乗ったボールの中から緑以外を落としていくというゲームです。
緑色だけは落とさないようにするのが大きなポイントで、複数のボールを動かす繊細なコントロールが試されますね。
慣れてきたら落とす順番を決めるなどのアレンジもオススメで、より繊細なコントロールを意識してもらえますよ。
ダンボールの大きさによってコントロールのやりやすさも変わってくるので、さまざまなパターンに挑戦してもらうのもおもしろそうですね。
ストローボウリング

ボウリングといえば球技ですが、こちらの「ストローボウリング」は、トイレットペーパーの芯をピンに、球のかわりにストローを使っておこないます。
ピンを机の上に並べたら、ストローをくわえ、思いきり息を吹き込んでピンを倒しましょう。
必要なのは肺活量!
座ったままみなさんで楽しめるので、ぜひ遊んでみてくださいね!
チーム対戦・協力ゲーム(11〜20)
ビー玉シュート

昔懐かしいビー玉を使ったゲームはいかがでしょうか?
長テーブルを用意し、両端にビー玉が落ちないように壁を作ります。
一方の端に画用紙などでトンネルを作り、参加者は反対側からトンネルを通すようにビー玉を狙って転がしましょう。
ビー玉の個数を指定したり、時間内に何個通せるかなど、遊び方も変えて楽しめますよ。
新しい遊び方もさることながら、「子供の頃はこうして遊んだね」と昔話にも花が咲くかもしれませんね。
ぜひおこなってみてくださいね。
ボールを使ったテーブルゲーム

高齢者の方が座りながらボールを使って遊べる、お手軽テーブルゲームをレクリエーションにいかがでしょうか?
ゴムボールとテーブルさえあればできる手軽さも魅力!
やり方はボールをバウンドさせながらラリーを続けていくというシンプルな内容ながら、これが意外と盛り上がるんですよ。
1つのボールに慣れてきたら、ボールを2つにしてみましょう!
キャッチボールや3対3に分かれてゲーム形式で楽しんでもいいですね。
高齢者の方が軽く体を動かすのにピッタリですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
お手軽ボールカーリング

カーリングは冬のオリンピックでも有名になったので知っている方も多いのではないでしょうか。
チーム戦でおこなうゲームで、中心のボールをどちらのチームのボールが近づけたかを競います。
このレクリエーションの準備にはボールを何個か用意するだけ。
それだけで利用者さん同士の交流も深められる楽しいレクリエーションができちゃいます。
座ってできるレクリエーションなので、高齢者の方の心身の状態にあわせて楽しめるのも魅力ですよね。