【高齢者向け】座ったまま楽しめる簡単なレクリエーション
体を大きく動かすことが難しい高齢者の方でも、椅子に座ったまま楽しめるレクリエーションなら参加しやすいかもしれませんね。
実は、簡単なルールで盛り上がるゲームがたくさんあるんですよ。
身近な材料で楽しむものや、脳トレ要素も含まれたものなど、工夫次第で誰もが笑顔になれるゲームをご紹介します。
手先を使ったり頭を働かせたりすることは、楽しみながら健康づくりにもつながります。
仲間と一緒に取り組むことでコミュニケーションが生まれ、生きがいにもなりますね。
座ったままできる簡単ゲームで楽しい時間をお過ごしください。
クイズ・脳トレゲーム(11〜20)
制限しりとり

しりとりは高齢者の方々にもオススメの簡単なレクリエーションです。
特に足腰が弱っている方や、立って歩くのが困難な方には、座ったままでも楽しめるしりとりはピッタリです。
手間いらずでモノを使わずにできるので、どんな場所でも手軽にできるのが魅力的ですね。
認知症の方にも適したしりとりは、難易度を簡単に変更できる点が特徴です。
例えば、「3文字しばり」や「食べ物しばり」など、アレンジが自由自在で、楽しみ方も広がります。
また、チーム対決にすることで盛り上がりを感じられます。
老人ホームやデイサービスのちょっとした空き時間や移動中のバスの中などで、高齢者の方々と一緒にしりとりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
頭の体操にもなり、コミュニケーションの機会も増えるので、役立つレクリエーションと言えるでしょう。
目標を設定して、達成感を味わうのも楽しいですね。
脳トレに!タオルじゃんけん

たたいてかぶってじゃんけんぽんのように、反射神経を使って脳トレもできちゃうタオルじゃんけん。
机の上にタオルを広げておいておき、向かい合ってじゃんけんをします。
じゃんけんに勝ったらタオルを引き、自分の方に引き寄せ、負けたらタオルを持っていかれないようにしっかり押さえましょう。
だんだん白熱するごとに勝ったときのタオルの扱い、負けたときのタオルの扱いが混乱してくるので、それとともに脳も活性化していきます。
誰かと一緒におこなう体操なので、コミュニケーションもとれて気分も明るくなりますよ!
せーの!ゲーム

かけひきの要素が魅力の、せーのゲームを紹介します。
せーのゲームとは、「せーの」という掛け声とともに数字をいい、それに合わせてプレイヤーは任意で両手足をあげます、そして数字と上がっている手足の本数が一緒だったら勝ちというルールです。
つまり2人でやる場合は0~8の数字をいうことです。
「相手は何本あげるかな」と考えながら楽しんでみてください。
これな頭も体も同時に動かせますね。
それから、難易度はあがりますが3人以上でも取り組めますよ。
ひらがな並べ替えクイズ

ランダムに、ぐちゃぐちゃになっているひらがなを並べ替えて言葉にするクイズです。
文字数が多くなってくるとけっこう難しいこのクイズ、わからない場合は時間をかけてじっくりと考えてみましょう。
ひらがなのカードが有ればそれで遊んでもいいですよね。
脳トレに最適な遊びです。
数字のゲーム!奇数と偶数

いすに座った状態でおこなう、合図とともに手と足をふたつのパターンで動かす体操です。
左手と右足を上げる奇数のパターン、右手と左足を上げる偶数のパターンを、合図から判断して切り替えてもらいます。
「奇数」と「偶数」のシンプルな合図からはじめて、数字から奇数か偶数かを判断してもらう内容へと展開していきましょう。
違う方向の手と足を動かす形、数字をすばやく判断して体の形を作ることが脳の活性化につながっていく体操ですね。
足し算や引き算などのアレンジで考える要素を増やしてみるのもオススメですよ。
2拍子3拍子ゲーム

左右の手を違うリズムで大きく動かして、腕の筋肉と脳をしっかりと動かしていく内容です。
片方は3拍子、もう片方は2拍子のリズムで、それぞれの動きがずれないように意識を向けながら動かしていきましょう。
動きに集中するとリズムへの集中が途切れるので、童謡などの曲にあわせておこなうのもオススメですよ。
慣れてきたタイミングで腕を入れ替えたり、足の動作を加えるなどのアレンジを加えるとさらなる脳の活性化につながっていきますね。
コミュニケーションのきっかけに!レクにも最適ボール体操

ボールを使ってスムーズにコミュニケーションをとってもらうレクリエーションです。
話のテーマを決めて、ボールを持っている人がお題に合わせた言葉を発表し、次の人にボールを回します。
テンポを意識してお題に合わせた言葉を考えていけば、脳トレの効果も期待されますね。
クイズ形式のお題で考える要素を加える、ボールの渡し方を工夫するなど、さまざまなアレンジを加えても盛り上りそうです。
自己紹介から、徐々に難しいお題にしていけば、その場のチームワークも高まっていきそうですね。